2016.10.31 未分類

「好きなことをとことんやろう」~発達障害の子どもの才能を伸ばす~

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好きなことって何?

個性を見つめることで、才能を伸ばすことはできます。何が強みなのかわからない、何かに熱中することなんて今までなかったよ、と思うこともあるでしょう。やりたいことを具体的に言葉にできないのは当たり前です。今、目の前にある、少しでも話題にできる物事をどんどん深めていくことから始めましょう。何度も同じ話をして、何度も同じものを作ってもいいでしょう。気を付けることは、大人からの押しつけではなく、本人が基準であるということです。同じことを何度も繰り返す中で、本人から引き出されていくものがあります。「こうでなきゃいけない」なんてことはありません。本人が思い浮かんだものを表現する練習をして、一緒に探っていくことができます。

 

表現したことが尊重されること

思いついたことを気軽に表現できる経験を積み重ねましょう。自分の考えたことを認めてくれて聞いてくれる存在は大きな支えになります。その支えは自分を信じる力になり、人との関わりに安心感がうまれます。そして考えたこと、やりたいことの伝え方を考える力にもなります。何よりも自分の好きなことができる時間は、気持ちの安定にとっても貴重な時間です。周りに合わせる必要はありません。その中心にいるのは自分であり、主体的に行動できた満足感が生まれます。

 

やりたいことは計画したい

小学校中学年位からは、まず何が必要だろうか、どう動けばいいだろうか、やりたいことをとことんやるために、とことん考えて準備する。これがとても大切です。計画を立てて準備したり作業の順番を考えたり、したことを振り返ったりすることができることで、「やりたいことがとことんできている」ということがわかりやすくなります。順番を決めて作業することで、一つずつ達成できている実感がうまれます。文字や言葉だけでなく、イラストや動画、図などで確認することでさらにわかりやすくなる場合もあります。

 

とことんできる環境づくり

「とことん」を徹底するためには、その時間、その空間はその子のその活動だけのために確保します。家庭であれば曜日や時間、場所を限定することで工夫しましょう。サークルや習い事などを利用することもいいでしょう。定期的に通うことで、スケジュール、生活のリズムづくりのきっかけにすることもできます。また活動中は、したいこと、考えたことが尊重されている環境を守ることは大切です。まず整理された環境で「とことんやる」ことに慣れることで、家族や学校など、自分を表現できる場を広げていくことを目指していきましょう。

 

小さな変化に気づいて応援しよう

見守る側の役割は、少しの変化にもよく気づくことです。前よりもできるようになったことには敏感に反応して、本人に分かりやすく伝えるようにします。成長できている、達成に向かっているという実感、もっと成長できるかもという希望、考えたことを楽しんでできる充実感、力強く生きていくための力になります。好きなことをとことん楽しめることが才能です。周りの大人は、環境を整え、よき理解者になり、子どもの心と体の成長を応援していきましょう。

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