2020.2.07 学習, 限局性学習障害(学習障害、LD)

学習障害(LD)/限局性学習症(SLD)があっても受験を乗り越えるために ―学習塾はどう選ぶ?―

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○家庭学習だけでは大変?

 

受験対策は志望校に合わせた勉強のほかに、志望校を決めるための情報収集など、しなければならないことがたくさんあります。直前期になれば、提出書類の準備や面接対策などもしなければなりません。もちろん塾などに通わず、学校や家庭での勉強だけで合格できる子もいます。しかしながら限局性学習症(SLD)の場合は、適切な指導や補助がないと理解が難しかったり、子どもに合った志望校を選ぶのが大変だったりすることもあるでしょう。今回は、限局性学習症(SLD) を持つ子どもが受験に向けて学習塾を選ぶ際に、ポイントになることをご紹介します。

 

○学習障害(LD)/限局性学習症(SLD)を持つ子どもの塾選びのポイント

 

学習障害(LD)/限局性学習症(SLD)を持つ子どもの塾選びのポイント局性学習症(SLD) を持つ子どもが塾へ通う場合、塾側が障害特性を理解してくれるかどうかというのは大切なポイントです。特に理解がなく、ほかの子と同じように教えられても、学習効果はあまり期待できません。地域によっては、発達障害(神経発達症)や限局性学習症(SLD)専門の学習塾もあります。体験学習などができるところも多いので、入会前に話を聞いてみるのがおすすめです。専門の学習塾がない場合でも、事前に障害特性を伝え、対応できるかどうかを確認する必要があります。

 

○進路情報をたくさん持っているかどうか

 

学習塾に通うメリットは、単に勉強を教えてもらえることだけではありません。進路について相談にのってもらえ、適切な進路情報を提供してくれるかどうかというのも塾を選ぶポイントになります。局性学習症(SLD) を持つ子どもが普通高校へ進学した場合、学校によっては手厚いサポートが期待できず、授業についていくのが難しくなりがちです。どんな高校を選ぶのがよいか、判断は慎重に行うべきでしょう。専門の学習塾などは、時として学校よりもたくさんの進路情報を持っています。

 

○個別指導が最適

 

学習障害(LD)/限局性学習症(SLD)があると、集団での授業は理解しづらい傾向にあります。学習塾に通うのであれば、でるだけ1対1の個別指導が良いでしょう。個別指導計画などを作成し、受験に向けたアプローチを個別に考えてもらうことが可能です。個別指導なら、得意なところをのばして、特性上どうしても苦手なところをカバーするなど、試験対策もしやすくなります。料金などの関係で個別指導が難しい場合は、先生1人対生徒2~3人など、できるだけ少人数の授業がおすすめです。

○集団授業なら仲間意識が芽生える効果も

 

学習障害児が塾に通う際、集団より個別指導がおすすめなことは間違いありませんが、場合によっては集団授業が良い効果をもたらしてくれることもあります。たとえば、志望校対策に特化したクラスや直前の集中講座などは、モチベーションを上げる機会になるかもしれません。いまいち受験勉強に身が入らない場合などは、集団授業で自分の状態を確認したり、仲間と切磋琢磨したりする時間を作るのも一つの方法です。

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