こどもみらい園の特長
『お子様に対して、今、どのようなご期待、ご心配をお持ちですか?まずそれを聴かせて下さい。』
お子様の成長を考えるとき、大切なことがいくつかありますが、私が最も大事だと思っていることは、ご家族、特にお母さん、お父さんのお気持ちと、それに基づくお子様への継続的な関わり方です。
私達、心理や学習の専門家は、単独でできることはあまり多くはありません。しかし、保護者の方々と心を一つにすることで、かなりの事が出来るようになります。時間はかかりますが、大きな成果が見られることも少なくありません。
そのためには、お子様の現状をよく把握していただくこと、そして、それを受け入れていただくことです。
今の状態を改善し、お子様が自分らしく生きていけることを、私達親は誰しも望みます。そして、そのために出来ることの最初は、今のありのままのお子様を、心配しすぎずに見てあげることです。そして、できるだけ楽しい、適度に秩序のある生活を作っていってください。
お母さん、お父さんの笑顔、受け入れがあって、お子さんも自分が受け入れられるようになります。自分を受け入れることが、きっと、成長の始まりではないでしょうか。私達は、それをお手伝いします。
そして、お子様が出来ること、お母さん、お父さんが望まれることを、少しずつ、しかし、着実に伸ばしていきましょう。私達の良い関わりが、それを実現します。
近藤 俊明(こんどう としあき)
こどもみらい園 / 園長
早稲田大学第一文学部哲学科卒業。1981年渡米、NY市立大学心理学修士課程、ホフストラ大学臨床・学校心理学博士課程卒業、Ph.D.、スクールサイコロジスト、サイコロジスト免許取得。NY市立アジア系メンタルヘルスサービス、特別支援学校、病院勤務の後、NYにて開業。2001年帰国。
東京福祉大学教授を経て、東京未来大学教授。埼玉県スクールカウンセラー。
子どもは社会のたからもの、幼い時の学習環境によって、子どもの可能性は大きく開きます。他の子どもと違う、上手にお友達と遊べない、そんな発達に障がいを持っているお子さんも同じこと。しかし私たち大人は、とかく子どもの欠点や他の子どもとの違いに気をとられ、その可能性を見落としてしまいがちです。
そんなお子さんがお友達との接し方を学び、隠れた才能を発見し伸ばすことのお手伝いをしたい、私たちはそのような思いを持って、このこどもみらい園を立ち上げました。
丁寧なアセスメントでお子さんの状態を客観的に把握し支援計画を策定します。そして、保護者のみなさま、学校や通園先の先生と私たちとで、お子さんの発達状態を共有しつつ、一人ひとりの才能を探し、育てていきます。保護者のみなさま方の交流や学習の機会も計画しています。
こどもみらい園で、お子さんの能力を引き出し、私たちと一緒に伸ばしていきませんか。
斉藤 幸枝(さいとう ゆきえ)
東京未来大学みらいフリースクール 前スクール長・こどもみらい園 / 前園長
群馬大学医学部附属衛生検査技師学校を卒業後、製薬会社の研究室にて勤務。その後、公務員に転向。足立区衛生試験所
長をスタートに福祉や保健、総務等の管理職を経て、2007年には足立区初の女性教育長へ。
2011年に足立区教育委員会教育長を退職し現在に至る。
個性を見つめ才能を伸ばし、
自信を身に付け、
心の成長をサポートする。
この教育理念は、欧米でもアジアでも通用する普遍的な本質だと考えます。
当園は、本質を追求します。当園の役割には独自の特色がありますが、<めざす教育の姿>には、世界に通じる本質的な価値があると信じます。教育の目的は、「教えること」ではない。教えることは一つの過程であり、手段です。教育の目的は、「育てること」なのです。良き能力、善き心を育て、生きる力を養うことなのです。私たちのシンプルな教育理念には、地域や時代を超えた普遍性と不変性があります。