アセスメントとは
心理・発達検査(アセスメント)とは?
心理・発達検査(アセスメント)とは、お子さんがどういう状態なのかをできるだけ正確に見定めるために行われるものです。保護者様が普段の生活においてお子さまに関わるための工夫や学校の学習指導・支援の方向性について報告させていただいています。
また、アセスメントを行うことは、こどもみらい園でのコース選択におけるミスマッチのリスク軽減、授業を行う上での工夫・配慮のための資料として使わせていただいています。
こどもみらい園入園の有無にかかわらず、心理・発達検査(アセスメント)のみの受付も行っております
心理・発達検査(アセスメント)はどんなことをするの?
心理・発達検査(アセスメント)では、
①保護者様に記入していただく相談票(生育歴や家族歴)
②個別発達検査(WISC-Ⅳ、KABC-Ⅱなど)
③質問紙(S-M社会生活能力検査、SCQ対人コミュニケーション質問紙など)
④描画(HTPテスト、ベンダーゲシュタルトテストなど)
⑤行動観察(保護者様-お子さんの関係性、個別検査時のお子さんの様子など)
を通じてお子さまの全体的な発達の状態の把握を目指します。
心理・発達検査(アセスメント)を行う上での注意点
個別発達検査(アセスメント)は、基本的にお子さまと検査者の2人で行います。質問に答えてもらったり、作業をしてもらったりしますので、お子さまの性格(内向的もしくは外向的)やその時の気持ちの状態(寝不足や検査当日に保護者様に叱られてしまったなど)が検査結果に影響してしまうことがあります。
お子さまの性格に対しては検査者がお子さまの力を発揮しやすくなるよう配慮することができますが、気持ちの状態を整えることはとても困難です。先に触れましたが、寝不足のため検査に集中できない、保護者様に叱られて応答が投げやりになってしまった、これらのことは検査のマイナス要因となり、お子さまの「本来の能力」が分かりにくくなります。よって、検査当日は、お子さまが最高のコンディションで検査に臨めるようご家庭で十分な配慮をお願いいたします。新しい環境に慣れるのに時間がかかるお子さまは、一度こどもみらい園にお越しいただき、こどもみらい園の雰囲気に慣れておくことも個別発達検査を受けるうえで大切なことです。
個別発達検査は沢山ありますが、良く使われる検査は3~4つくらいしかありません。同じ検査機材で再検査を行うと記憶の良いお子さまは「練習効果」が出てしまい、正確な発達が判りにくくなってしまいます。これまでに個別発達検査を受けたことのあるお子さまにおかれましては、一度心理士と相談し、検査を受けるようにしてください。
心理・発達検査(アセスメント)についてご不明な点がありましたら、土日10時~17時の間にご連絡(03-5629-3789)いただければ、心理・発達検査(アセスメント)担当心理士が詳細について説明いたします。またはお問い合わせフォームでもご相談いただけます。