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コラム

2022.06.22

発達障害(神経発達症)のひとつ、自閉症スペクトラム症(ASD)の子どもの特徴と接し方

○自閉スペクトラム症(ASD)が疑われる事例

自閉スペクトラム症(ASD)は、人との良好なコミュニケーションに困難を示しがちです。

自閉スペクトラム症(ASD)は生まれながらにして起こる脳の発達障害(神経発達症)ですが、適切な対応をすれば問題は起きにくくなります。

自閉スペクトラム症(ASD)は育て方に問題があったから、人との良好なコミュニケーションが苦手になったということではありません。

重い自閉傾向のあるお子さんは分かりやすいですが、それが軽くなると見分けが難しくなります。

傍から見ても、ちょっと個性の強い子どもとして普通に扱われている場合もあります。

それは言葉の理解力もあり知性も十分備えていて、何の障害も感じられないからです。

子どもに以下のような覚えがあれば、自閉スペクトラム症(ASD)ではないかと疑ってみるべきです。

■ いつも一人で遊んでいる。一緒に遊ぶのは、誘われた時だけで自ら進んで人と関わろうとしない。

■ 物事をストレートに表現する、場の空気を読まずに言いたいことを言う。内緒の話にする意味がわからない。

■ 箸を上手に使えない。ボタンのある服を着るのに時間がかかる、等身の身の回りのことに手間取る。

■ 関心を持つとどこまでも追求しようと取り組む。一つのことに専念し、他のことに価値観を持たなくなる。

■ 自己中心的な面があって人の目線に立って考えるのが苦手。

自閉スペクトラム症(ASD)とどう向き合うか

問題は、自閉スペクトラム症(ASD)の人との接し方です。

発達障害(神経発達症)と大げさに捉えずとも、以下のようなことを念頭に置くと、お子さんが生活しやすくなります。

■ いろんなことをまとめて話しかけない。

■ 具体的に簡潔に分かりやすい話をする。

■ 身振り手振りも交えるとより伝わりやすい。

■ 「こうすればこういう理由でこうなる」と理路整然とした話をする。

■ なるべく急な用事を頼まない。

自分なりの予定を立てていることが多いので、突然乱れさせると機嫌を損ねます。

お子さんを変えていこうとするよりも、周囲の大人が理解してあげよう!という気持ちが大切です。

総じて心がけるべきは、ひとつずつ静かにわかりやすい(具体的な)ことばで教えることです。決して叱りつける事のないようにしましょう。理解力はあるので、理由がわかりさえすれば問題はありません。

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